![]() 令和6年10月6日(日)散歩 |
もうすぐ桜も咲きますが、桜と云えば上野ですね。でも今回は上野の山の西側、不忍池近くに在る「旧岩崎邸」に行ってきました。入園料は400円ですが65歳以上は半額です。三菱財閥岩崎家の建物と庭園を公園とし、園内の建造物は国の重要文化財に指定されています。22年振りの再訪です。 |
左の画像はビリヤード場と洋館を結ぶ地下通路です。洋館側にも出入り口があるのですが撮影禁止です。洋館、和館とも内部の撮影はできません。明治29年に出来た洋館はジョサイア・コンドルの設計です。鹿鳴館や上野博物館等もこの人。現存する建物で見たのはニコライ堂と旧古河邸。 洋館内部の装飾や壁紙、トイレもちらっと見えましたが水洗のようです。明治の中頃でこの豪華さ、金持ちの桁が違います。庭も広くすごいです。 |
次は岩崎邸から直ぐ近くに在る「横山大観記念館」に向かいますがその前に岩崎邸脇の坂道「無縁坂」を上ります。森鴎外の小説「雁」にでてくる「お玉さん」がこの坂の途中に住んでいましたのでこのあたりかなと思いながら上ります。坂の上の方に帝大の寮があったらしいのですがそれらしき物はありませんでした。もっと奥かな?。坂を下りて来て裏道をぶらぶら。 |
裏道を歩いて気付いたのはお寺や神社が多い事です。寛永寺に近いですから寺町なのでしょう。ぶらぶらと行き過ぎてしまったようなので少し戻り、不忍通りに出て、ありました。東天紅の並びですね。入館料800円、高齢者割引ありません。明治41年(1908)に住み始め、有名になって土地を買い増し大きくしたのですが空襲で焼けてしまい、昭和29年に以前とほぼ同じ大きさで再建したそうです。大観は亡くなるまでここで画を描いていました。有名な「霊峰飛鶴」もここで描いていたんだ、知らなかった。 | |||
上野の山の桜見物に行った際には紹介した「旧岩崎邸」「大観記念館」にも足を運んでみてはどうですか。 旧岩崎邸・・・・・台東区池之端1-3-45 「大観記念館」・・・台東区池之端1-4-24 |