江戸川区東小松川南町会 会長 神原 喜一 |
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「いざ」という時の備え! 令和六年元日は北陸地方をおそった能登半島地震では家屋の倒壊や、土砂災害、津波により多くの犠牲者を出しました。その被災地である石川県能登地方に今度は線状降水帯が発生するなど、記録的な雨がおそい、河川の氾濫などにより14名を超える尊い命が奪われました。亡くなられた方々のご冥福と被災された皆様が一日も早く安心して暮らせるように成ることを切に願います。 地球温暖化が原因とされる異常気象が世界各地に被害をもたらしています。夏の午後に降る雨「夕立」は2008年には「ゲリラ豪雨」などと名付けられ以降年々はげしさを増しています。台風も大型化しその接近に伴い広い範囲に大量の雨を降らすように成りました。江戸川区でも5年前の10月に発生した台風19号の際には新中川以西の住民に避難勧告が出され約35000人が公共施設や小学校中学校の避難所に避難しました。南町会は3ヶ所避難所が有ります。東小松川小学校・松江第一中学校・ボートレース江戸川です。此の場所に大勢の住民が避難されました。ご存じのとおり江戸川区はその土地の70%が海抜ゼロメートル地帯で有り、荒川や江戸川などの大河川の最下流に位置することから江戸川区に降る雨だけでなく関東地方に降った雨量の影響を大きく受ける事に成ります。一度浸水すると長くて二週間以上も水が引かないと言われています。江戸川区では、江戸川区ハザードマップを作成し、より早期の避難や(日頃の備えを)家族皆んなで話し合って「いざという時に備えて」下さい。一番大切なのは命です。 |
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