吉宗伝説 「臼の宮」 
              
                                   平成31年1月13日(日)
 本日は、東小松川3丁目の市川さんにおじゃま致しました。市川さんは町会の役員(会計)として活動しておられます。市川さん宅の脇道を通るたびに「将軍吉宗が腰掛けた」と言われている臼(うす)を見てみたいと思っていましたが、今回取材を申し込みご快諾頂き、ついに拝見させてもらうこととなりした。  (画像をクリックしますと大きい画像が見られます)
 
 
 
広い庭には緑が多く、畑もあります。周りに高い建物が無いのでとても日当たりが良く木々の成長も速いそうです。 
 
 
 

 

 

 
 

 

由来は享保二年(1717)将軍徳川吉宗が、当地遊猟の際、市川家に立ち寄り
 庭先にあった臼に腰を掛けて休息せられた。
 市川家では吉宗の徳を仰ぎ、この臼を家宝として保存するとともに、
 裏庭に小祠を建立「臼の宮」としてまつったのが始まりであるという。

 小祠の中には小さな木札が二枚納められていて、
 一枚には次のように記されている。
 千時享保二丁酉十二月四日当御将軍右大臣吉宗公様
 当所江被為遊御成我等庭前江被為掛御腰共節此臼江御休足被為遊候臼也、
           東小松川村 市川氏久左衛門謹言

 この臼は高さ四九、回り約一七〇(単位センチメートル)である。
 この由来を記したものとして「徳川実記」「武蔵風土記稿」と
 挿画と和歌の書かれた「四神地名録」がある。
      昭和五十三年十一月    江戸川区教育委員会

 
中央 市川さん 
 
質問に答える市川さん
右は広報部 渡辺
 

              市川充さん 

家庭倫理の会江戸川中央船堀支部 丸山さん      広報部 渡辺
    
早朝からご案内、説明をしていただき、誠にありがとうございました。江戸川区の史跡「臼の宮」、これからも管理、保存、よろしくお願い致します。本日はありがとうございました。
     
広報部 高尾  
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